ホウオウバニラ（2019年生、母バランセラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小笹芳央によって4,620万円で落札された。

2歳（2021年）

11月13日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクレエンシアに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2022年）

3月6日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

4月24日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 雨/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では速い脚を使えず17着に終わった。

9月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、伸びてきたブラックシールド決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月3日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゲンパチムサシに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

4歳（2023年）

2月4日、中8週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したモンテディオにハナ差届かず2着となった。

5歳（2024年）

8月31日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた10戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの赤倉特別パキスタン賞（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。