マルヨマラード（1987年生、母テスコーフイールド）
Maruyo Malard
1987.04.16
マルヨマラード（1987年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時21歳）と交配したテスコーフイールドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）愛北牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着2回、地方18戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
武宏平厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1989年）
10月14日、デビュー戦は作田誠二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。
10月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で作田誠二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
12月10日、中5週で迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヤマニントッカータを3/4馬身捉え切れず2着となった。
12月16日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
3歳（1990年）
1月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は作田誠二騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。
1月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で作田誠二騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
2月17日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で作田誠二騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。
3月25日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で作田誠二騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。
9月22日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入った。
10月7日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグレーシアをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。
10月20日、中1週で迎えた11戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
11月11日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
4歳（1991年）
1月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
3月2日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
3月10日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の豊後特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安達昭夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。
4月20日、中5週で迎えた17戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。
5月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷祐司騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンラブホーラーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
6月9日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。
5歳（1992年）
3月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた24戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。
5月26日、中5週で迎えた25戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、相模特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンマレイシーに7馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
12月13日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般C1十11（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズサトウショウから1馬身半差の2着に敗北した。
6歳（1993年）
1月6日、中1週で迎えた28戦目は、末広特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月7日、中4週で迎えた29戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエストワンから2馬身半差の2着となった。
3月4日、中3週で迎えた30戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のルイーズフォンテンに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
5月16日、中9週で迎えた31戦目は、武蔵特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月11日、約4か月の休養明けで迎えた32戦目は、天びん座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月13日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローバルアーサーからハナ差の2着に甘んじた。
11月16日、中4週で迎えた35戦目は、ファイトアーム特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイバトラーから4馬身差の2着に敗北した。
12月5日、中2週で迎えた36戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月11日、連闘で迎えた37戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月31日、中2週で迎えた38戦目は、千秋楽特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。
7歳（1994年）
1月21日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で河津裕昭騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月14日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。