イーグルスナイパー（1996年生、母ミスチヤステーⅡ）

イーグルスナイパー（1996年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時9歳）と交配したミスチヤステーⅡが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、地方18戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

8月12日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったコーワハヤテから1馬身半差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターリードに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた9戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1999年）

3月1日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月13日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブライテストスターに約14馬身の大差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

9月12日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムーンヒロに8馬身の差をつけて優勝

10月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナノマスコットに6馬身の差をつけて制した。

10月30日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェットダイシオーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月8日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルシゲミステリーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2000年）

6月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオペラマーチを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイシーフラッグに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月29日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。