ハギノグリッター（2003年生、母ハギノトニーレディ）

ハギノグリッター（2003年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝き」。毛色は栗毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時16歳）と交配したハギノトニーレディが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、地方20戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D6三。

経歴

デビュー前

大石省三厩舎（西脇）へ入厩。

4歳（2007年）

9月19日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、3歳以上D9三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月27日、中7週で迎えた3戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキングウエイモマに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シルクバリアントにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5歳（2008年）

1月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

1月24日、中0週で迎えた7戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したバジェーナハーバーに半馬身届かず2着に敗北した。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったバジェーナハーバーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトリックハンターを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉村智洋騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったレーヌドフレーズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた11戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月20日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（10戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンムリホルダーに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月27日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージROUND3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたレイクエスパー決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

10月21日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D8五（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリミットレスパワーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた19戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージファイナル（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。