キタノフォード（1997年生、母キタノチーフ）

キタノフォード（1997年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時13歳）と交配したキタノチーフが6歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）正和山本牧場。戦績は、地方24戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、正和山本牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

中村光春厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月27日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月2日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマチカネビクトリーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のナイスブライアンをクビ差振り切って2勝目をマークした。

10月31日、中2週で迎えた11戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で権藤学騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で権藤学騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

11月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で権藤学騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月12日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、2歳オープンのはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

3歳（2000年）

1月4日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた19戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた21戦目は、細川直人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイコマキングからアタマ差の2着に惜敗した。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコノミフレンドから2馬身差の2着に敗北した。

5月28日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は細川直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月7日、中0週で迎えた24戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のコノミフレンドに半馬身の差をつけて制した。