エネジーブロンド（1988年生、母ヘーゼルブロンド）

エネジーブロンド（1988年5月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時14歳）と交配したヘーゼルブロンドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は1993年の一般C1。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

11月9日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

4歳（1992年）

2月8日、中9週で迎えた3戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月16日、連闘で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

7月12日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカミラクルからアタマ差の2着に甘んじた。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のストックホールダーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノキャッスルに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーシュートから8馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中3週で迎えた13戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大沢信夫騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエリアナセレックスをクビ差制して3勝目を収める

12月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートガンから1馬身差の2着となった。

5歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツミファイターに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月6日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルコールから半馬身差の2着となった。

3月30日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルオウジに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田政弘騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイシンゲキから1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田政弘騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月15日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた24戦目は、三浦讓二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジクニミツから1馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中5週で迎えた25戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦讓二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた26戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦讓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアールダーリングに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた28戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は三浦讓二騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた29戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦讓二騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1994年）

1月3日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦讓二騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエイトカツボーイをアタマ差制して7勝目を掴み取った。

1月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は三浦讓二騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた33戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦讓二騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦讓二騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバサンライズに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。