タマモバニラ（2018年生、母タマモメロディ）

Tamamo Vanilla

2018.05.03

タマモバニラ（2018年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+バニラ」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時12歳）と交配したタマモメロディが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我 博。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月13日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サンライズウルスに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月4日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月29日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のエリカブライトに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。