ニホンカイエブロス（1997年生、母ダイカツキヨウコ）

ニホンカイエブロス（1997年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエブロス（当時11歳）と交配したダイカツキヨウコが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）田上牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方33戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般B7。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月26日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウエスタンマデリアに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた12戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

11月18日、連闘で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月1日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C7（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルキーイーグルをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミカモンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月8日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベアーザパームに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月23日、中1週で迎えた19戦目は、フキノトウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツガルチから半馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた21戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた23戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のイチリュウクンに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノウィッシュから2馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた33戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプレミアミドリに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般B7（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のイセノマックインをクビ差制して5勝目を挙げた。

1月15日、中1週で迎えた40戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月22日、中8週で迎えた41戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（11戦4勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（12戦4勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた43戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（13戦4勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた44戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（14戦4勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた45戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（15戦4勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた46戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた47戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた48戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。