バニラアイス（2005年生、母キョウワモンロー）

バニラアイス（2005年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バニラアイス」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したキョウワモンローが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、地方42戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

瀬戸口悟厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2008年）

1月18日、デビュー戦は小山信行騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るチュウオウペットを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた17戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るベリッシモを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の（祝）駿君誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた22戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（15戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C30（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（17戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイティアタックを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

2月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（18戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦の穴馬券狂藤原茂仁永眠十周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の9年5月知典・加奈子結婚します（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（20戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小山信行騎手（21戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた29戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小山信行騎手（22戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリンセスクロエにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で小山信行騎手（23戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた31戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で小山信行騎手（24戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦の皆に感謝!真生・摩利子結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月10日、中5週で迎えた37戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた39戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホウライリグレットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた40戦目は、一般C8（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた41戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（25戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。