ショウナンサクレツ（2021年生、母ショウナンアルマー）

ショウナンサクレツ（2021年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+炸裂。爆発して飛び散る」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時13歳）と交配したショウナンアルマーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中原牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月19日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

10月1日、中5週で迎えた2戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の続・黒渕の祭典特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクインズシリウスを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長尾翼玖騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイガルクに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長尾翼玖騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長尾翼玖騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブルックリンをアタマ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

12月28日、中4週で迎えた7戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったクレフェノーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の土佐水木特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

2月11日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた13戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の師匠の人生、これからも幸あれ!杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったマイネルスピカに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったリメンバーアポロに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月28日、中3週で迎えた15戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた16戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯（23）特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた17戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク杯河北潟特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月14日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ヨコハマ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

11月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。