セトウチドリーム（2001年生、母コクサイアゼリア）

セトウチドリーム（2001年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「瀬戸内の夢」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時13歳）と交配したコクサイアゼリアが17歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川啓一から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月27日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したリガードシチーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したガッサンルーブルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

2月21日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

4歳（2005年）

6月23日、約15か月半の休養明けで迎えた5戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、池田ワイン城特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンドレイアーから3馬身差の2着に敗北した。