リガードシチー（2001年生、母ラビットコスモ）
Regard City
2001.04.11
リガードシチー（2001年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「注目を集めるように＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したラビットコスモが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地38戦3勝2着3回。2003年のクローバー賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。
岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2003年）
7月27日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のセトウチドリームに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月10日、中1週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
8月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
12月6日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の千両賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、タマモホットプレイに交わされて1馬身3/4差の2着となった。
12月14日、連闘で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。
3歳（2004年）
8月14日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。
9月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシーキングマイラブに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月7日、中7週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の醍醐特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（4戦2勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。
12月18日、中5週で迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
4歳（2005年）
1月30日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の秋吉台特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマチカネエテンラクを半馬身振り切って優勝
3月5日、中4週で迎えた11戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の心斎橋ステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
4月17日、中5週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、モンパルナスにクビ差交わされて2着となった。
5月29日、中5週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の飛騨ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
8月6日、中9週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の八雲特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。
8月13日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。
12月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた16戦目は、D.ビードマン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2005ゴールデン サドル トロフィー（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた17戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の仲冬特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。
5歳（2006年）
1月5日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
1月14日、連闘で迎えた19戦目は、M.モンテリーゾ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。
5月28日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。17頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の知多特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったサクラグッドラックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
6月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の三年坂特別（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。
7月16日、中2週で迎えた23戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月5日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の八雲特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。
9月10日、中4週で迎えた25戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のUHB賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。
6歳（2007年）
3月17日、約6か月半の休み明けで迎えた26戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の須磨特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
3月31日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の播磨特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。
4月14日、中1週で迎えた28戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた29戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鷹ケ峰特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、3着に入った。
5月20日、中2週で迎えた30戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下の桶狭間特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
6月24日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の水無月特別（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。
7歳（2008年）
7月20日、約13か月の休み明けで迎えた33戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。
8月31日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、3歳以上1000万下の札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。
10月4日、中4週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の道新スポーツ賞（札幌芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。
12月14日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
8歳（2009年）
1月10日、中3週で迎えた37戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。
2月21日、中5週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の紫川特別（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。