カフジペンタゴン（2019年生、母マザーウェル）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、加藤守によって5,832万円で落札された。

2歳（2021年）

6月26日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月17日、連闘で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月18日、中6週で迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

3歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、バンドールロゼにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雪/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月27日、中6週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5月1日、中4週で迎えた11戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月3日、中6週で迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた14戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、クインズジョイフルに交わされて3馬身半差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（7戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

2022年9月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月1日、中5週で馬体重を前走から25kg戻して迎えた19戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた20戦目は、神楽月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

4歳（2023年）

5月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた21戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、オフト伊勢崎賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月26日、中2週で迎えた22戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、東郷坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、蛍坂賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月12日、中4週で迎えた24戦目は、オーストラリアンターフクラブ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた25戦目は、クレイジーソルト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月7日、中4週で迎えた26戦目は、南部坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、日吉坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、御殿坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5歳（2024年）

3月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、十貫坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

4月10日、中2週で迎えた30戦目は、山王坂賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた31戦目は、東郷坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。