ゼイトク（2021年生、母ルッセカッテル）

Zeitoku

2021.03.28

ゼイトク（2021年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時14歳）と交配したルッセカッテルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は原口牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、阿部哲也によって275万円で落札された。

上杉昌宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

6月27日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマオノブリージーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の歴史にツボる、MINATO賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月31日、中5週で迎えた4戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3歳（2024年）

3月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の八ツ瀬川賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた7戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。