リバティキャップ（1985年生、母レーシングソフィア）

リバティキャップ（1985年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボルグスキー（当時7歳）と交配したレーシングソフィアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は吾田繁満。戦績は、中央平地9戦0勝、地方41戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年の一般C3。

経歴

デビュー前

中村広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は伊藤栄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤栄騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤栄騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤栄騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤栄騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤栄騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた8戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4歳（1989年）

4月9日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップガンからハナ差の2着に甘んじた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツムーンからクビ差の2着に甘んじた。

5月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1520m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた15戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコーワホワイティをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

9月15日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた19戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラタイトルから2馬身半差の2着となった。

10月9日、連闘で迎えた20戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシユウライトからハナ差の2着となった。

11月26日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1990年）

2月4日、中7週で迎えた26戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた28戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた29戦目は、川上明人騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた30戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野久美騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、中2週で迎えた32戦目は、中尾則行騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイカザンから半馬身差の2着となった。

5月28日、連闘で迎えた33戦目は、C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中尾則行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中尾則行騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中尾則行騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた36戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた37戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中尾則行騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた38戦目は、栗崎孝史騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた39戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた40戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月1日、中6週で迎えた41戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターエポックから半馬身差の2着となった。

12月9日、連闘で迎えた42戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1991年）

1月1日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた44戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月5日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた45戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安東章騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた46戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安東章騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた47戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中尾則行騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハルナヘイセイに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

2月9日、連闘で迎えた48戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた49戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は中尾則行騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月2日、中1週で迎えた50戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。