サクラアワード（2003年生、母サクラブルース）

サクラアワード（2003年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋褒賞」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時12歳）と交配したサクラブルースが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

11月12日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2006年）

3月11日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月14日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた4戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はコアレススマイルと並んで1着同着となった。

10月29日、連闘で迎えた5戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた8戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月10日、連闘で迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカウントオンミーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルートマスターを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月4日、中0週で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のビコーシャルムを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3月26日、中9週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサファリプレイズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた18戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のエムアイロイヤルをハナ差振り切って優勝

7月9日、中1週で迎えた21戦目は、中津川賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた22戦目は、愛真館カップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月16日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、一般C2一（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1二（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた26戦目は、BAOO賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。