クリヤーロード（1991年生、母ビユーテーロウラン）

クリヤーロード（1991年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードザキヤノンズ（当時11歳）と交配したビユーテーロウランが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月27日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したエルデストハンドにアタマ差届かず2着となった。

4月2日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた4戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月10日、中9週で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンディアンドリュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月17日、連闘で迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4歳（1995年）

1月3日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスキットから6馬身差の2着に敗北した。

4月11日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月20日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大瀬戸豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミステリーゾーンに2馬身半の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

9月19日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大瀬戸豊騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカヒヨシから2馬身差の2着となった。