プリンセスキャロル（1992年生、母ダイナプリズム）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

9月17日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホッカイルソーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3歳（1995年）

7月30日、約10か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず最後はテクノクラシーと並んで8着同着となった。

4歳（1996年）

1月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は伊藤暢康騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた8戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月22日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月17日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手（6戦0勝）。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

5歳（1997年）

4月19日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木幡初広騎手（7戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で木幡初広騎手（8戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。