サウンドイヴォーク（2021年生、母スクービドゥー）

サウンドイヴォーク（2021年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+呼び起こす」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したスクービドゥーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2024年のKYUSHU DREAM賞(一般C2 16)。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月21日、中9週で迎えた4戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月14日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったグレンノアラシに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタマモキサキに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフォカッチャに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、博多和牛杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、うまかつアプリでさがけいば無料予想賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたシャイナライ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したスペースソニックにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、東風特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、サンライズ特選（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、モスコビウムに3/4馬身交わされて2着となった。

8月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた17戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったソイジャガーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた18戦目は、ラジオNIKKEI来年競馬放送70周年記念（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシャクイワナに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月5日、中3週で迎えた19戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた20戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた21戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウアイクに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた22戦目は、ヒガンバナ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトリオにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月30日、中1週で迎えた23戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。