アースワンネス（2008年生、母エンジェルラブ）

アースワンネス（2008年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋唯一性、独自性」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時13歳）と交配したエンジェルラブが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田寛治。戦績は、中央平地6戦0勝、地方27戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月26日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月19日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月21日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンダーソニアにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた9戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマネーゲームをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、手稲山初冠雪賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた11戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、シルクヱビス賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったノッティングガールに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月15日、連闘で迎えた13戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

4歳（2012年）

4月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、二風谷ファミリーランド賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

5月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた16戦目は、判官館森林公園賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた17戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた20戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた23戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

10月24日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた26戦目は、黄金道路賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5歳（2013年）

4月25日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月12日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた33戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。