ノッティングガール（2008年生、母ジアルファ）

ノッティングガール（2008年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イギリスの地名より＋少女」。毛色は鹿毛。種牡馬のスニッツェル（当時6歳）と交配したジアルファが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）ケイズ。戦績は、中央平地11戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

5月15日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月17日、中8週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた4戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエーケーリゲルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアースワンネスに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2012年）

1月21日、中9週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月11日、中6週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

4月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山和生騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月8日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月1日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山和生騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。