クリノヴィーナス（2002年生、母ロンドン）

クリノヴィーナス（2002年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋絶世の美女、女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時17歳）と交配したロンドンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C20。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

5月15日、デビュー戦は北村浩平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

8月27日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が振るわず18着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた3戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた4戦目は、一般C25（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワプレシャスに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた6戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中5週で迎えた7戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサミンフリーダムから1馬身差の2着となった。

4歳（2006年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノモナークに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月20日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村浩平騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた11戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、ケヤキ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月12日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

11月14日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5歳（2007年）

1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。