プラリネ（2010年生、母クーヴェルチュール）

プラリネ（2010年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ナッツを入れた一口サイズのチョコレート。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時7歳）と交配したクーヴェルチュールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方4戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,995万円（9.98万×200口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月7日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい17着に終わった。

12月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3歳（2013年）

2月3日、中8週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4月6日、中8週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

7月6日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず最後はクレルモンフェランと並んで7着同着となった。

8月25日、中6週で迎えた8戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、アズールウィンドウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したアースワンレッドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。