アースワンレッド（2010年生、母サムシングナイス）

アースワンレッド（2010年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋赤」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時16歳）と交配したサムシングナイスが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方30戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地清満から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

5月4日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた2戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた3戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

10月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のプラリネを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2014年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ヤマニンビュランに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のチサトに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

5月29日、中2週で迎えた13戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、襟裳岬灯台賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、シュンプウサイライに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアロマーに1馬身の差をつけて制した。

7月10日、中3週で迎えた15戦目は、くちなし特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、2014ふかがわ夏まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたギャンブルハンター決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月18日、中7週で迎えた17戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、ひろおサンタメール賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮平鷹志騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上C3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮平鷹志騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5歳（2015年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、サッポロ生ビール黒ラベル賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮平鷹志騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5月14日、中1週で迎えた22戦目は、ひなげし特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で宮平鷹志騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた23戦目は、上川町北海道ガーデンショー特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮平鷹志騎手（11戦2勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた24戦目は、あじさい特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮平鷹志騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宮平鷹志騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るルールオブターキーを半馬身差し切って4勝目を収める

7月1日、連闘で迎えた26戦目は、室蘭イルカ・鯨ウオッチング特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で宮平鷹志騎手（14戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた27戦目は、つきがた夏まつり特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で宮平鷹志騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた28戦目は、鳳仙花特別（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で宮平鷹志騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた29戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮平鷹志騎手（17戦3勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で宮平鷹志騎手（18戦3勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で宮平鷹志騎手（19戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。