サザンコンクエスト（1988年生、母アイテイマンド）

サザンコンクエスト（1988年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栃栗毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時8歳）と交配したアイテイマンドが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方17戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の一般D。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月20日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた2戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったメトロポリタンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月12日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

4歳（1992年）

4月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のラセンオーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、近文特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、白金特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニユーライトボーイからクビ差の2着に惜敗した。

6月24日、中1週で迎えた11戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月3日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコーシンオーに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5歳（1993年）

6月6日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から33kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテルノシラユリから7馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセイクロスから1馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3-3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマローマンをアタマ差制して3勝目を手中に収めた。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた19戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルエコーから1馬身半差の2着となった。

6歳（1994年）

5月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイジャックに3馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

5月22日、中2週で迎えた21戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた22戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山元久巳騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。