ゼニガタショウリ（1996年生、母ダンスカントリー）

ゼニガタショウリ（1996年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時25歳）と交配したダンスカントリーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

11月7日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（1999年）

6月20日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は山田和広騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エーピーイーグルにアタマ差交わされて2着となった。

10月2日、中4週で迎えた7戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた9戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のダルタニアンに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月11日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

4歳（2000年）

1月9日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は山田和広騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月5日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の伊勢特別（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

6月19日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5歳（2001年）

3月17日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（11戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（12戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（13戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（14戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（15戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。