セルリアンイーソス（2002年生、母セルリアンジャンヌ）

セルリアンイーソス（2002年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋精神、気風」。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時19歳）と交配したセルリアンジャンヌが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C12。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月12日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

4月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（2006年）

1月2日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた6戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マグマエンジェルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラビータビバーチェをクビ差振り切って2勝目を奪取した。