イルヴェント（2019年生、母モエトレゾール）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

8月5日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。馬体重は513kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の2003 オフト汐留開設賞 108.5万円以下（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコイゴコロに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた4戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦1勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったマイブレイブにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3歳（2022年）

1月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月9日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったクライオジェニックに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月12日、中8週で迎えた8戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡村健司騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡村健司騎手（8戦1勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

4歳（2023年）

1月23日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、ウェルカム2023賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村健司騎手（9戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた11戦目は、日向坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡村健司騎手（10戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた12戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡村健司騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、グレースルビーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月17日、中5週で迎えた13戦目は、プリマヴェーラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で岡村健司騎手（12戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた14戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、レグルス賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた16戦目は、秋葉原賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユウシンイモンに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、夕凪賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はラブリーホライズンと並んで2着同着となった。

9月18日、中9週で迎えた18戦目は、アルコル賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったマイネルロッシュに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた19戦目は、トルマリン賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた20戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラムリケティを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて3勝目をマークした。

11月16日、中2週で迎えた21戦目は、ドリームナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベニッシモを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて優勝

12月7日、中2週で迎えた22戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、おおとり賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

5歳（2024年）

1月24日、中2週で迎えた24戦目は、初富士賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた25戦目は、如月賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（13戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエスポワールガイを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月26日、中0週で迎えた26戦目は、ブリリアントカップトライアル（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（14戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。