ロイヤルアンブリー（1994年生、母アンブローシア）

Royal Ambulea

1994.04.03

ロイヤルアンブリー（1994年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレミロード（当時11歳）と交配したアンブローシアが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地9戦3勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

8月23日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい17着に敗れた。

9月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホッカイアトラスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインディジョーに6馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の西湖特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったスイートソネットにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中6週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のゴールドジャパンに3馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上1600万下の’97フェアウェルステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で後藤浩輝騎手（5戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（1998年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（6戦3勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

7月18日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（7戦3勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。