ビーセレブ（2001年生、母コニーストン）

ビーセレブ（2001年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「Ｂａｙ（鹿毛）の頭文字＋有名人（有名になって欲しい願い込めて）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時10歳）と交配したコニーストンが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月18日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず14着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた2戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタンラブリーから半馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスズオーカンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホウゲリラから2馬身半差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネフィークスから1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中9週で迎えた7戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月8日、中0週で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインリーズンからハナ差の2着に甘んじた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホシノオウジサマを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

12月10日、中8週で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5歳（2006年）

1月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。