ラッキーショウリ（2003年生、母シリネラヒメ）

ラッキーショウリ（2003年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ラッキーな勝利」。毛色は栗毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時15歳）と交配したシリネラヒメが21歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地15戦2勝2着2回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月24日、デビュー戦は高野和馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

1月19日、中0週で迎えた3戦目は、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のフォーチュネイト紅梅特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月4日、中5週で迎えた6戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた7戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

5月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柄崎将寿騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったトウカイポリシーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったラインドライブに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月26日、中6週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のビービーファングを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柄崎将寿騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で柄崎将寿騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柄崎将寿騎手（7戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

12月23日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柄崎将寿騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4歳（2007年）

2月11日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柄崎将寿騎手（9戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柄崎将寿騎手（10戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウイニングヒットに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柄崎将寿騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2008年）

2月9日、約10か月の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で柄崎将寿騎手（12戦2勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。