サイモンバロン（2019年生、母ハイレイヤー）

サイモンバロン（2019年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+男爵」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したハイレイヤーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新井昭二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、澤田昭紀によって836万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月1日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り雨/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

10月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3歳（2022年）

3月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月24日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したスパイダーゴールドを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るエコロデュエルを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

6月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したバトルボーンを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったレッドミラージュにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

4歳（2023年）

2月12日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2023年5月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

1歳のとき、新井昭二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、澤田昭紀によって836万円で落札された。

別府真司厩舎（高知）へ入厩。

9月10日、デビュー戦は郷間勇太騎手を鞍上に据えて、一般C1-5（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。6頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月26日、約9か月半の休み明けで迎えた12戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、アルカナビス周年特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。