マルサンボーイ（1988年生、母カネコキュウピッド）

マルサンボーイ（1988年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時14歳）と交配したカネコキュウピッドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は渡辺悦次郎。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の白富士特別(B3二)。

経歴

デビュー前

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1990年）

4月25日、デビュー戦は柳沢好美騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は401kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラコマチに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月27日、中8週で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のベストバンクーバーに1馬身の差をつけて制した。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の若駒特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のにっかつ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（6戦2勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマノローランから半馬身差の2着となった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦のオアシス特別（札幌(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柳沢好美騎手（7戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、2歳戦の北都特別（札幌(地)ダート1100m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柳沢好美騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のドラールオウカンに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3歳（1991年）

1月12日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 雪/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた12戦目は、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り小雨/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた14戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月11日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマーチに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

9月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のおみなえし特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノローマンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月30日、中3週で迎えた19戦目は、秋冷特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタケヒロボーイに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月26日、中3週で迎えた20戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた21戦目は、師走特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のタケヒロボーイに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1992年）

2月10日、中7週で迎えた22戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミルコトブキに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた24戦目は、武蔵特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた25戦目は、相模湾特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた26戦目は、大雄山特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（10戦4勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（11戦4勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた29戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。