クラックステソーロ（2018年生、母レディーエリオット）

クラックステソーロ（2018年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「みなみじゅうじ座+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時18歳）と交配したレディーエリオットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタガミファーム。主な勝ち鞍は2022年の4歳以上C2 17。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月12日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

12月19日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2021年）

4月17日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

8月22日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月4日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、サンライズアイガーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月26日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったサンライズルーカスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったエンジェルステアーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、初春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた13戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウコデマリに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた17戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったシルクハットに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモアドムを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカミノメグミを別次元の末脚で3/4馬身差し切って3勝目を収める

7月16日、中3週で迎えた23戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオラクトゥールを鮮やかな末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を挙げた。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、ジュライ特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた25戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したピヨピヨピピピを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月10日、中1週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた27戦目は、オクトーバー特選（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（15戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた28戦目は、長崎街道牛津宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた29戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、長崎街道小田宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5歳（2023年）

2月4日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグランクロワに2馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

2月25日、中2週で迎えた31戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた32戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた33戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた34戦目は、花まつり賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったジュリエンヌに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた35戦目は、若緑賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた36戦目は、メイ特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで、最後は2着のダノンディアマンテをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月27日、中2週で迎えた37戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた38戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた39戦目は、水無月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた40戦目は、佐藤哲三さん来場記念（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（16戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた41戦目は、オッズパーク・サマーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（17戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた42戦目は、日本三大和牛「近江牛」賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた43戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。