ユーワジェネルース（1987年生、母フィバーレディ）

ユーワジェネルース（1987年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時18歳）と交配したフィバーレディが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木加代。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の比布特別(C D)。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

9月16日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

3歳（1990年）

8月18日、約11か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、一般D（函館(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた4戦目は、一般D（函館(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヨノビーナスからハナ差の2着となった。

4歳（1991年）

4月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、一般D（帯広ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウブダンディーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、一般D（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で広森久雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエステーションに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般D（帯広ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で広森久雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンドーターに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月9日、中7週で迎えた8戦目は、比布特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で広森久雄騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエステーションに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1992年）

4月15日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、白樺特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で広森久雄騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、襟裳岬特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイノマアメリカからアタマ差の2着に甘んじた。

5月18日、中2週で迎えた11戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月28日、中0週で迎えた12戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、花咲特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた13戦目は、比布特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた14戦目は、にっかつ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた15戦目は、礼文特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は広森久雄騎手（7戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた16戦目は、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（8戦4勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた17戦目は、奈井江特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、栗沢特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で広森久雄騎手（10戦4勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1993年）

4月13日、約6か月半の休養明けで迎えた19戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、御影特別（帯広ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は広森久雄騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミテイオーから2馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中3週で迎えた21戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（12戦4勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般D（岩見沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアストクインをクビ差制して久方ぶりに白星を挙げた。

6月17日、連闘で迎えた23戦目は、鳩ケ丘特別（岩見沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で広森久雄騎手（14戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月24日、中9週で迎えた24戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、琴似特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた25戦目は、円山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は広森久雄騎手（15戦5勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。