フランダース（2002年生、母グレートクリスティーヌ）

フランダース（2002年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「世界一流の輝きをもつ、フランダースブリリアントダイヤモンドより」。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時16歳）と交配したグレートクリスティーヌが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月27日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月23日、中4週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、6着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

6月18日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に敗れた。

9月21日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシネライデンから1馬身半差の2着に敗北した。