ティアップアケヒメ（2005年生、母クロシェットノエル）

ティアップアケヒメ（2005年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時7歳）と交配したクロシェットノエルが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、地方14戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田中昇によって1,596万円で落札された。

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2009年）

4月30日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた3戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったクラベストダンサーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた4戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ジョウノファイターに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のラブリースキャットに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、「うらかわ馬フェスタ」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、一般D2-1（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジャンジーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、うまステ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したビッグフォーチュンを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオンワードリーベをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月28日、連闘で迎えた14戦目は、エゾなきうさぎ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。