グレイトウォール（1990年生、母イズモサクラ）

Great Wall

1990.03.17

グレイトウォール（1990年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時11歳）と交配したイズモサクラが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害29戦2勝。主な勝ち鞍は1996年の障害5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月13日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

6月26日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

4歳（1994年）

4月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月14日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐久騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐久騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカムシャインをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

7月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐久騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐久騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐久騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1995年）

1月5日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐久騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐久騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は五十嵐久騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた18戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた19戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた20戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 晴/稍重）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は田口大二郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 雨/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は大江原隆騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1996年）

1月5日、中4週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は田口大二郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた27戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエステージュピターに2馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

4月6日、中5週で迎えた28戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口大二郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月4日、中3週で迎えた29戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田口大二郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田口大二郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田口大二郎騎手（8戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で田口大二郎騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた33戦目は、中山障害ステークス（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は大江原隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた35戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。