カミモリオーカン（1995年生、母カミモリレディー）

カミモリオーカン（1995年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時14歳）と交配したカミモリレディーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のかんむり座特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

7月10日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノハヤカゼから1馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコズミックガールに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の霜月特別（岩見沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホロトタイトルから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

4月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、4歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の裏参道特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月14日、中0週で迎えた10戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイゴットに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2-3（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーキングから半馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中5週で迎えた18戦目は、一般D2（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナウオンセールに2馬身半の差をつけて制した。

11月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

12月19日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4歳（1999年）

1月18日、中3週で迎えた21戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、世田谷区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエンゼルシャークに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

2月28日、中5週で迎えた22戦目は、中野区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた23戦目は、春風特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカゼノファルセットをクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

5月7日、中2週で迎えた25戦目は、てんびん座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、薫風賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。