ナウオンセール（1994年生、母ツナミギヤル）

ナウオンセール（1994年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時9歳）と交配したツナミギヤルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の一般D2。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

8月24日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた2戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ミルズソングにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1998年）

6月21日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

10月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミモリオーカンから2馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノハードオーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月11日、連闘で迎えた9戦目は、一般D2（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノトップに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5歳（1999年）

4月13日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、沼の端特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月18日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般DⅡ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般D2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。