ラッセルフォンテン（2000年生、母パールフォンテン）

ラッセルフォンテン（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルハーブ（当時9歳）と交配したパールフォンテンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は城市公。戦績は、地方20戦6勝2着4回。2006年のかんなづき特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

2月11日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のストレートホースに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月24日、中5週で迎えた2戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、メイウエストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月7日、中1週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトゥモローウィンを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズダニエルに8馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

7月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の朝顔特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るゼッケンナンバーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月17日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のチュウタイチョウに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

4歳（2004年）

1月16日、中3週で迎えた9戦目は、睦月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、スズヨリージェントに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた10戦目は、昇龍特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックポートに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦の高麗川特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、タッチミーテンダーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、ベイサイドスター賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

5歳（2005年）

6月29日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2006年）

1月25日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第4戦）（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

2月22日、中3週で迎えた16戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、新冠特別（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた17戦目は、はなみづき特別（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月17日、約7か月の休養明けで迎えた18戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、かんなづき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルスグレモノから1馬身半差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた19戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた20戦目は、阿蘇杵島岳カップ（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。