マイネルスティング（1992年生、母イチコスター）

マイネルスティング（1992年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のロイヤルニジンスキー（当時15歳）と交配したイチコスターが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田村繁勇。戦績は、中央平地36戦1勝2着3回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

7月16日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルガーベに3/4馬身届かず2着となった。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

10月1日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小島太騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したインターブラボーに3/4馬身届かず2着となった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島太騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（1995年）

1月7日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は7戦連続で小島太騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小島太騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したベルウイナーに3/4馬身届かず2着となった。

6月4日、中5週で迎えた10戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた11戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスマリコを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた15戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた16戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

4歳（1996年）

4月27日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田未崎騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月24日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で柴田未崎騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で柴田未崎騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上500万下の能生特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田未崎騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月27日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた26戦目は、4歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で柴田未崎騎手（8戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた27戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月8日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入った。

5歳（1997年）

2月9日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田未崎騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月16日、連闘で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（10戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた31戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた32戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下の妙高特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田未崎騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月27日、中8週で迎えた37戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月15日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた38戦目は、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた39戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1998年）

4月1日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、佐藤喜良騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた41戦目は、鈴木淳騎手を鞍上に迎えて、アルクツールス賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた42戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。