メジロライデン（1996年生、母メジロハリアー）
Mejiro Raiden
1996.05.17
メジロライデン（1996年5月17日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロパーマー（当時9歳）と交配したメジロハリアーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地20戦3勝2着3回、中央障害25戦3勝。2002年の京都ハイジャンプ(JG2)に勝利した他、2004年の中山大障害(JG1)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1999年）
1月30日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
10月3日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。
11月28日、中7週で迎えた4戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた5戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
4歳（2000年）
1月9日、中3週で迎えた6戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックシンガーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
2月12日、中4週で迎えた7戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で藤井正輝騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月13日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で藤井正輝騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。
6月3日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3370m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤井正輝騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月1日、中3週で迎えた10戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月23日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は藤井正輝騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月26日、中4週で迎えた12戦目は、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月16日、中2週で迎えた13戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（2001年）
4月1日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月4日、中4週で迎えた15戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の梁川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のマヤノマタドールに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
5月27日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のコートリーギャルをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。
6月9日、中1週で迎えた17戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、タニノデスティニーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
6月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のアグネスパートナーに2馬身の差をつけて制した。
11月18日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（2戦2勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。
12月8日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。
6歳（2002年）
1月5日、中3週で迎えた21戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の初夢賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
1月27日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月17日、中2週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の許波多特別（京都芝2200m 外回り 小雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
7月7日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の松前特別（函館芝2600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、オペラカスタムに交わされて3馬身差の2着となった。
7月28日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のみなみ北海道特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
8月25日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ファインモーションに交わされて5馬身差の2着となった。
9月8日、中1週で迎えた28戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。
10月5日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマンボノリズムに5馬身の差をつけて重賞初制覇を果たした。
12月1日、中2週で迎えた32戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2002ゴールデン ブーツ トロフィー（阪神芝2200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。
12月21日、中2週で迎えた33戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。
7歳（2003年）
1月18日、中3週で迎えた34戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は藤井正輝騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月8日、中2週で迎えた35戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 曇）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月15日、中4週で迎えた36戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。
4月19日、中4週で迎えた37戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 曇/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月17日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月1日、約5か月半の休み明けで迎えた39戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた40戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた41戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグテーストに2馬身半の差をつけて6勝目を収める
8歳（2004年）
1月10日、中4週で迎えた42戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。
12月4日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた43戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦2勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月25日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた44戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9歳（2005年）
3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた45戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。