トーセンブルーアイ（2007年生、母マダムビオーレ）

トーセンブルーアイ（2007年5月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋青い目」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンダンス（当時5歳）と交配したマダムビオーレが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）江島牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害3戦0勝、地方5戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月18日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月20日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2010年）

4月18日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた4戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月25日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったラヴァリーバースに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったアリガタイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したグリーンアスリートにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月18日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトーセンウラヌスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジーエーマイカを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

11月14日、中9週で迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2011年）

1月22日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg絞って迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。