コルレオーネ（2020年生、母コスモミザール）

Corleone

2020.04.14

コルレオーネ（2020年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時9歳）と交配したコスモミザールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。主な勝ち鞍は2023年の出走。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村雅明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JPN技研によって858万円で落札された。

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2023年）

5月19日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳戦の出走（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は524kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルデラックスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月13日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月3日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のランポ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

7月27日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のオーブ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

8月21日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のソルレヴェンテ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月11日、中2週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエストレージャ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったカネトシシュキンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月12日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた8戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったトーアルドルフに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた9戦目は、エウプロシュネー賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったシンメロワンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、埼玉県酪農協会長賞（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンスオーソに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月15日、中3週で迎えた11戦目は、スノーホワイト賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

4歳（2024年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。