シンメロワン（2018年生、母コンサートクィーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、楠昌史によって432万円で落札された。

2歳（2020年）

9月30日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は477kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマシンガンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

3歳（2021年）

3月16日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月3日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノケンシンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2022年）

1月14日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、馬い!大寒卵はサンサンエッグ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡村健司騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた11戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月22日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、スターマイン2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったテンポラーレにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月19日、中3週で迎えた13戦目は、沖ノ島賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた14戦目は、ペルセポネー賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ローゼンリッターに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた15戦目は、コスモス2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、秋の空特別（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着を確保した。

5歳（2023年）

2月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、冬珊瑚賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったミミコチャンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、風信子賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、山吹特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた23戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、フローラ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月14日、中3週で迎えた24戦目は、ヴェルザンディ賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウバターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中2週で迎えた25戦目は、アンドロメダ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、リュウバターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、エウプロシュネー賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコルレオーネに6馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

12月14日、中4週で迎えた27戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド川崎第3戦（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6歳（2024年）

1月2日、中2週で迎えた28戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、凧揚げ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた29戦目は、フォルトゥーナ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

2月23日、中2週で迎えた30戦目は、富士山の日特別（浦和ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた31戦目は、アトロポス賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のダルジェントを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月5日、中2週で迎えた32戦目は、アルテミス賞（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダルジェントを3/4馬身振り切って4勝目をつかんだ。