ブルメンダール（2018年生、母ブルーメンブラット）

ブルメンダール（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オランダ西部の『花の町』ハールレム近くにあるビーチリゾート」。毛色は青毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したブルーメンブラットが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2023年の清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額5,000万円（12.5万×400口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月21日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のジュリオをハナ差振り切って初白星を挙げた。

11月21日、中8週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたニシノアジャスト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3歳（2021年）

3月7日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月8日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月5日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

4歳（2022年）

1月10日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた9戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月2日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月21日、中6週で迎えた11戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたベッラノーヴァ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

6月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続でD.レーン騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

8月14日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

10月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレザネフォールから3馬身半差の2着となった。

5歳（2023年）

1月8日、中9週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤップヤップヤップからクビ差の2着に甘んじた。

4月2日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアルジャンナをクビ差制して断然人気に応えた。

7月1日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蓑島靖典騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のオメガエリタージュに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2024年）

10月19日、約13か月の休み明けで迎えた20戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。