リバーストーン（2004年生、母コウエイマーベラス）

リバーストーン（2004年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「川の中の石」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時8歳）と交配したコウエイマーベラスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地6戦0勝、地方21戦7勝。主な勝ち鞍は2008年のスターキングマン賞(一般B3-1)。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月18日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は424kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

3歳（2007年）

2月11日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月7日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい18着に終わった。

7月17日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のオールスズランに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノケンシロウに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

8月9日、連闘で迎えた9戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドクリークに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーデルビコーをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中6週で迎えた12戦目は、アドマイヤボス賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホロトジョーをクビ差振り切って5勝目を手に入れた。

4歳（2008年）

5月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、シックスセンス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた14戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた16戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、アドマイヤマックス賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた17戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイジェルに1馬身の差をつけて6勝目をマークした。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、沼田町ほたるの里「ほたる祭り」開催記念特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた20戦目は、スターキングマン賞（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイジェルをクビ差制して勝利を手に入れた。

8月6日、連闘で迎えた21戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた23戦目は、スリリングサンデー賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた24戦目は、さまに地場産フェア特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アドマイヤボス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（9戦2勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。