ハクアイエール（2019年生、母ベストフューチャー）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は藤井勘一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月20日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月21日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤井勘一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

3歳（2022年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に敗れた。

8月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホットスター特別（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のハナハナグストに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中5週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、品川かえで賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、伸びてきたズーカー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月2日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドブレインを豪快な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフロリアーノを交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のグラスレオに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2023年）

1月23日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のおうし座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカワイイを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月7日、中5週で迎えた12戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のモズマンジロウを半馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

4月17日、中5週で迎えた13戦目は、山王坂賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

6月28日、中9週で迎えた14戦目は、小石川賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、六角坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた17戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた18戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、オパール賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

12月3日、中7週で迎えた19戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、ウマ娘コラボファイナルレース（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。