ハートビートロック（2019年生、母ハートビートワルツ）

ハートビートロック（2019年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+音楽のロック」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時8歳）と交配したハートビートワルツが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C2九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤範夫によって2,640万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

7月31日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は524kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

2022年8月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

6月4日、約10か月半の休養明けで迎えた2戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアウワに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップシークレットに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。